iPhone近接センサーの故障
近接センサーはiPhoneに物が近づいたことを感知して自動的に画面を暗くしてくれる機能です。
iPhoneを耳に当てた時に画面オフになるので、
会話中に画面が耳や頬に触れても誤タップによる操作が発生しません。
近接センサーの故障症状
- 通話中画面が消えない
- 通話時、勝手に消音やスピーカーになる
- 電話中に近接センサーを塞いでみて画面が暗くならない
- 画面が暗くなるものの、センサーを塞いでいない状態でも画面が明るくならない
iPhone近接センサー修理
お客様のご都合に合わせた修理内容・項目をご提案いたします。
近接センサーの不具合、
通話中に誤作動を起こすことも
フロントガラス割れや自己修理の後に……通話時、勝手に消音やスピーカーになるなど、iPhone4が発売して、当初問題となった近接センサー(接近センサー)問題。
Apple公式では、ソフトウェアによる対策や本体交換などでその不具合を解消してきました。後期に発売されたものに関しては、フロントパネルにあるセンサーに加工が施されています。
そもそも近接センサーとは、通話時に自分の顔が画面に触れ、それによる誤作動を防ぐために自動的に液晶画面が消えるようにする機能です。
丁度イヤースピーカー上部にある色の薄い部分が、フロントパネルにあるセンサーになります。
この下の部分にパーツとしてのセンサーの大本があり、その2つのフィルムで光の量を調節し、一定量光が遮られると画面が消えるといった仕組みです。
Appleでの対応により、製品版での近接センサの不具合はほぼ落ち着いたように思われます。しかし、フロントガラス割れ・自己修理を行うなど、外的損傷が加えられてしまうと事情は変わってきます。
iPhoneは、言ってしまえば純正品で完成されているものであり、何らかの外傷が加わると、最初に使えていた機能が使えなくなることがあります。落下などの衝撃を与えれば、内部基板のチップが不安定になり、落として暫くは使えていた機能が、後に突然使えなくなることもございます。こういった不具合は主にカメラや液晶等、内部でチップが密集している部分に起きやすくなってきます。
近接センサートラブルはそういった外的損傷で起きやすく、フロントガラス割れによって、内部のパーツとパネル側にあるセンサーの状態が悪くなることがあるのです。この部分は個体差のある問題で、お客様のiPhoneの生産時期・フロントパネルにあるセンサーの加工方法、本体の色が白か黒か等によって調整作業も変わってきます。
簡単に言ってしまえば光の入ってくる量を調節すればいいだけですが、何通りもある調節方法を個体差に合わせて行いますので、どうしてもお時間がかかってしまいます。
お客様のご都合に合わせて修理項目をご提案
また最近はインターネットでフロントパネル交換作業工程のわかりやすい解説を載せたWebサイトも増え、ご自分でiPhoneの修理をされる方も増えてきたかと思います。しかし非正規品のフロントパネルだと、単純な交換作業では接近センサーが効かない場合もございます。こちらも検索すれば調節方法は載っていますし、センサーが効く理屈を紹介しているWebサイトもございます。ただ理屈としては簡単でも、作業としては非常に手間のかかるものです。他の修理業者で前面ガラス交換を行った方、ご自分でカスタマイズや修理を行った方、また何もしていないのに最初から効かないが、気がついたのが購入から1年過ぎてからだったなど……iPhoneDoctorがお客様の代わりに、本当に直せないのかどうかお調べいたします。ただ、30通りほどあるセンサー調節方法を、近接センサーが動作するまで変え続けるため、どうしても作業時間がかかってしまいます。最短30分、最長2時間ほどですが、実際どの程度のお時間がかかるかは作業してみなければわかりません。
『そんなには困っていないけど、もし直せるなら……』
『通話中に消音やスピーカーになったり、気になり出すと凄く不便!!』
とお考えの方、ぜひ一度お持ち込みくださいませ。